サラリーマンの解雇について考えておくこと - ドライヤーの家計ラボ

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サラリーマンの解雇について考えておくこと

こんばんは、dryer(ドライヤー)です。

今日は、サラリーマンに一生ついて回る「解雇」について考えておくことを話したいと思います。

サイドFIREを目指していますが、まだまだ資産を積み上げる時期なので、30代で失業してしまうのは避けたいものです。

雇われている限り、逃れられないリスクですね!

 

解雇の兆候

そもそも、自分が失業リスクに晒される兆候には、何があるのか見ていきましょう。

会社の財務状況が危機的状況にある

自社の財務状況をザックリと把握できるようになると良いですね。売上高や利益といった簡単に調べることができるので、四半期・半期・通期といった節目で指標の推移をチェックしましょう。

さらに、株式投資している人は馴染みがあると思いますが、株価チェックもたまにで良いので見てみましょう。株価は外部からの会社の評価結果です。株価推移がどのように動いているかイメージ感だけでも掴んでおくと良いです。

 

会社の経費削減の動きがある

通常時よりコストに関して厳しくなり始めたら要注意かもしれません。私の経験としては、業績が悪くなると出張制限がかかります。

無駄なコスト削減は必要ですが、研修費・教育訓練費など人材育成といった将来に向けたコストが削減されると、いよいよかなと感じますね。日頃の経費精算時にアンテナを高くするのが良いです。

 

新規・中途の採用募集がされていない

人員の採用募集があるかどうかは、かなりポイントです。1人を雇うというのは、単純に給料分だけコストが増えるというわけではなく、その数倍ものコストを会社が負うことになります。例えば、社会保険料、退職給付引当金など。人員を募集しないということは、会社として経済的に雇うことが難しい状況にある可能性があります。

自社HPに人員募集状況を確認できるので、財務状況の確認時に合わせて確認しておくと良いです。

 

その他

他には、社内での噂話や、同じ業界の友人が首にあったという話も判断材料になります。

 

 

解雇リスクに対する準備

自分がいつ解雇されるかは、わからない状態でどのような準備ができるのか見ていきましょう。

目新しいことはなく、シンプルなことしか記載していません。ただ、これが最適解だと考えています。

個人ができるシンプルだけど、武器になる準備ですので、是非、本日から着手していきましょう!

キャッシュを増やす

解雇後に、次の就職先を見つけるまでの生活費を賄えるほどのキャッシュを蓄えることが必要になります。いわゆる、生活防衛資金ですね。様々な情報を考慮すると、一般的には、6ヶ月~12ヶ月分の資金が必要のようです。金銭的余裕があると、精神的余裕にも繋がります。

まずは、1ヶ月あたりの生活費を把握して、6ヶ月分の生活防衛資金を蓄えましょう。QOLを下げない固定費削減も心がける必要があります。

ちなみに、私が家計の参考にしている「家庭の金銭学」では、最低でも12ヶ月分の確保が必要と記載されています。

 

副業を始める

生活防衛資金を確保したからといって、リスクがゼロになるわけではないですね。約1年以内に尽きてしまうからです。

そこで、副業による収入を3~5万でも確保できる状態であれば、それだけで精神的余裕ができます。かなり稀かもしれませんが、そのまま副業を本業にできてしまう方もいるかもしれません。

まずは、副業で月1万の確保を目指しましょう。私は今年からブログ運営を開始しました。

 

 

解雇されたらすること

最後に、仮に解雇された場合に、何をすれば良いのでしょうか。知っているか知っていないかで差が出るポイントです。

 

健康保険の切替え

会社を解雇された時点で、会社の健康保険から国民健康保険に加入する必要があります。自分と配偶者の2人共です。

 

失業給付金の申請

失業給付金を申請しましょう。サラリーマン時代に支払ってきた雇用保険料など、いくつかの条件によって差が出ますが、失業給付金を得ることができます。会社都合や自己都合で失業した場合、一定期間、給付金を受け取ることができる公的制度ですので、真っ先に行動しましょう。

 

確定拠出年金を継続する

企業型確定拠出年金の口座は、退職や転職をした場合、6ヶ月以内に移管手続きをする必要があります。次の就職先が見つからない場合、個人型確定拠出年金へ移管しましょう。移管手続きをしない場合、今までの積立金は国民年金基金連合会に自動移管されます。さらに、移管手数料と管理手数料を徴収されることになります。

 

まとめ

解雇されないことが一番ですが、リスクに備えることが大切です。FIREを目指している方であれば、リスクに備えるためというよりも、投資の入金力を上げるために副業していると思います。そのまま、リスクヘッジに繋がるので副業はサラリーマンの一番の武器になります。

解雇されてから副業を開始しても、精神的に厳しい状況では継続することはできません。まだ余裕がある状況だからこそ、リスクに目を向けて行動することが必要になります。段取りですべてが決まります。

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  • この記事を書いた人

dryer

家計ブロガー兼サラリーマン。 サイドFIREを目指してます。 節約×投資×副業の活動実績を公開。 モットーは「感謝と恩返し」。

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